年末調整業務を考える

もう保険料控除証明書が届いている

「今日うちに保険料控除証明書が届いたよ。そろそろお客さんに年末調整のアナウンスしてもいいかもね」
「さすがにはやすぎるんじゃないですか?」

今日税理士先生と従業員の方でそんな話のやりとりを小耳にはさみました。

年末調整業務、好きじゃないけど税理士は関わらなければいけないところか

年末調整業務。
大事だと思いますが、正直好きじゃないです。
一番大きな理由は業務としてスムーズに進まないからです。
進まない理由としてはいろいろありますが、
・12月の従業員の給料が確定してから動くので、年を越す→会社が休業なので動きが遅くなる。
・控除申告書を紙でいただくので回収が遅い。
・控除申告書を各会社の従業員が書くのでけっこう間違っている。
・申告書の計算が間違っているあげく、控除証明書などの必要書類もない。

やはり各会社の従業員が携わることにより、ミスが起きやすくなっています。

また年末調整は、税理士事務所のミスじゃなくても、ミスと思われやすい業務だとおもっています。

年末調整は、各会社の従業員の所得税を計算します。
従業員のなかには「給料はあまり変わってないのに、なんで今年は、税金の還付少ないの?」みたいな疑問を持つひとも少なくないです。
なので、たとえ税金計算が間違ってなくてもクレームが入りやすい状態な気がします。

また年末調整は、源泉所得税の納期より、従業員が少なくても1月20日までという期限が短い点も、なんとなくせわしなくなりよくないです(これはしょうがない部分ですけども)

期限の指定はバシッとしたい

今年入社した税理士事務所では年末調整業務のフローがどうなっているのかわかりませんが、うまく回ってない場合、改善点を出せるようにしておきたいです。

今の事務所は担当制で従業員に任せている部分もあるので、自分主体で動けるとも思ってますが。

その際お客様に年末調整の資料回収などについては
・できれば資料回収の仕方をペーパレスにできるようにする
・期限をバシッとお願いする

ということはやっていきたいなと。
特に期限はしっかり言いたい。

まあ、前担当者がお客様にどのように対応してたかわからないので、急に期限に厳格なりすぎてもよくないと思いますが。

お客様へのアナウンスの頻度などタイミングは難しいですが、臨機応変に立ち回れるよう準備しておきます。

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