弥生会計を所持していないお客様の口座連携をするまで
弥生会計の口座連携の仕組み、最近やっと分かりました。
少々複雑ですね。
今回紹介する事例は、お客様が弥生の製品を持っていない場合です。
顧問先を登録する(会計事務所がやること)→記帳代行ライセンスを付与する(会計事務所がやること)→口座連携をするツールの依頼を顧問先にする(会計事務所がやること)→弥生IDを作成して、会計事務所からの依頼に承認をする(顧問先がやること)→連携する口座を登録する(顧問先がやること)
弥生会計が言うには、セキュリティ上このような流れになっているとのこと。
お客様に直接会って説明しないとできないレベル感です。
記帳代行ライセンスの割り当てに料金がかかる
口座連携をする一連の流れの中で、「記帳代行ライセンス」というものを割り当てなければいけないのですが、これが課金制です。
一社月900円かかります。
口座連携するだけで金とるのかーって感じで萎えますね。
そもそもお客様側からすればインターネットバンキングやっているだけで月額1000円から3000円くらいかかっています。
あとは、お客様側で口座連携をしたあと、自動更新が停止した場合、いちいち弥生にログインして情報を更新するってことをしないといけません(弥生以外の会計ソフトでも同じ仕組みだそうです。)
セキュリティ上しょうがないのですが、途中で連携が切れて明細が取得できない部分があったらすべて手直しになってしまいます。
弥生会計で口座連携するときに、課金をしない方法
弥生製品をもっていないお客様の口座連携するときに、課金をしない方法は、二つあります。
①CSVでいただく。
金融機関によってCSVがダウンロードできます。
明細の締め日以降にダウンロードすれば、明細が飛び飛びになっていることもないでしょう。
またダウンロードをしたCSVは加工もできます。
空欄の行にインボイスの登録番号があるかどうかの確認の印や軽減税率のチェックを直接CSVに記入していただくことができます。
②口座のIDとパスワードをお客様から教えてもらう。
お客様から口座のIDとパスワードを教えてもらうと、記帳代行ライセンスを付けずに、口座連携ができます。
これは、お客様のセキュリティ上よくないため、弥生が推奨している方法ではないようですが、そもそも紙の通帳だとしても通帳の中身はすべて見せてますけどね。
まあそれでも第三者がログインはできてしまう状態ではあるので、例えば口座を利用することによって得たポイントを勝手に使われてしまうことが、現実的にはできちゃいます。(もちろんしないとは思いますが)
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