税理士事務所の勤務時間

9月1日の金曜日に転職先の食事会がありました。
10月から入社なので働くまで時間は結構あるのですが、とりあえず歓迎という形でお食事に誘っていただきました。
転職先の所長さんはいわゆるブラック企業に勤めていたらしいです。

大手税理士法人に勤めていた転職先の所長さん

そもそもブラックかどうかの基準は人それぞれでしょうが、その所長さんは勤務時間がやばかったといっていました。
所長さんはだれもが知っている超有名な大手税理士法人に勤めていたようでした。
長らく勤務税理士をしていたようです。

どこもそうでしょうが、決算がある月に忙殺されたようです。
大手税理法人なのでクライアントは外国の企業も多くいるようです。
外国の企業はほとんどが12月決算らしく、決算予測からの期間を考えると、12月~2月は超多忙。
それでも間に合わない場合があるため期限の延長で3月までかかることも普通だとか。
そして3月になると、今度は日本企業の決算。特に大きい企業は、ほとんどは3月決算ですよね。
早くても申告月の5月までは、また多忙な日が続きます。

よって少なくとも12月から5月までは、超多忙。
約半年ですね。
その期間は、勤務時間が日をまたぐ日のほうが多いくらいだとか…

わたしが勤務していた税理士事務所

わたしが勤めていた今までの税理士事務所は、ほとんど定時に帰れる職場でしたので、勤務時間で税理士事務所がブラックだという経験はないです。

自分が一番長く勤めていたところは、もはや仕事量が少なすぎて暇になってしまうレベルです。
わたしが仕事をもっといただく姿勢をとれば、暇にならなかったのでしょうけど…。

当時のわたしは「意味のなさそうな面倒くさいことをしたくないなあ」という気持ちが強かったです。

なにが意味のなさそうなことかというと、前の税理士事務所では、特に用がなくても、ある程度期間がたったら、基本的にお客さんのところに出向かわなくてはいけませんでした。
お客さんと話している時間より移動している時間のほうが長い場合もあります。

特に用がないのに、お客さんの所への移動の時間で定時で帰れないのは嫌で、訪問して話したところで、無駄話で終わるくらいなら意味がないなあと思ってました。

今考えると、用がなさそうでも、お客さんが潜在的に悩んでいる部分を引き出すのがわたしの役目でした。

それでも、いま行かなくてもいいのでは?行かなくても解決できるのでは?と思ったことはあります。
それを当時の所長さんに言えなかったのは、わたしの力が足りなかった部分です。

雇われているときの「勤務時間」

雇われているときの「勤務時間」というのを考えると結局は自分で調節できないことが多いですよね。それでも

・自分がお客さんの担当しているという責任を持つこと
・なるべく自分主導で、そのお客さんにそれぞれに適した時間の使い方を考えること
・お客さんと会う時間以外の仕事の効率をよくすること
・所長にももっと提言していく

とりあえず来てほしいみたいなお客さんにも、なぜ訪問するのかしっかり話し合える関係づくりもしていくことが、今後の課題かなあ。

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