お客様に提供できるレベルの知識

 

開業予定のお客様がいらした

先週の金曜日に、個人事業主で開業したいお客様がいらっしゃいました。

わたしが入社する前にも一度相談に来た方で、今回は土地を借りることができたというのを伝えに来られたようで。

その後開業にあたってどういう流れで動くべきかを尋ねに来たという感じです。

基本的に先生がその質問に答え、わたしは議事録を取りながら話を聞いていました。

お客様に提供できるレベルの知識

開業時になにをどういう流れですべきか、いまのわたしの知識だと整理されていない部分がありました。

ぽつぽつと何をするべきか答えることはできるかもしれないけど、もれなく流れをくみ取って教えるレベル感ではなかったです。

会議が終わって調べなおしたところ、開業時にやることは意外に多いなと思い知らされました。

これを自分の知識としてものにするには、意外に時間がかかるなと思いました。

特に「いつまでに」なんの手続きをするというのは覚えにくいです。
何度も見返したり、フローチャートにして自分で得た知識を加工して書きだしたりしています。

深堀されたときの質問を想定する

知識をお客様に提供できるレベルにもっていくために、深堀されたときの質問を想定します。

例えば今回の開業、会社設立時と関連して、役員報酬の決定について考えました。
通常、期首から3か月以内に株主総会を開いて、役員報酬の決定をします。
そして決定月の当月または翌月発生の報酬から、株主総会で決議した変更した金額を反映します。

ですが設立年度においては、設立月から役員報酬を支払いたいとき、臨時株主総会を開いて役員報酬を決定します。

このとき一期目の流れで、来期の頭に役員報酬を決定したいというお客様がいると想定したとき、どのように伝えればよいか自分のなかで対応を考えておかなければいけないと思いました。

期首に役員報酬を変更しても3か月以内の改定で一見よさそうですが、定時株主総会は、決算事項の決議という役目もあります。
その決算の内容を基に役員報酬も決める(期の途中で原則改定できないため)のでこちらの方が自然な流れです。

もし期首に改定したら、その後12か月はその金額で変更しないようにします。

期首に改定して、その後に行われる株主総会での改定をくれぐれもしないように言っておかなければいけませんね。

と、ここまでお客様に言うことを想定して調べました。
深堀しすぎてもお客様のニーズにあっていないので、どこまで調べればいいのか、言えばいいのか難しい部分もあります。

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