【おすすめの本】投資としての読書【本山裕輔】

約一か月前にブログをはじめました。
ここ一か月はブログの「継続」のための「ネタ探し」のために「読書」を意識的にしています。
しかし読書をするにあたって気を付けるべきことはないか?ふと疑問に思い、はじめて「読書術」系の本を購入しました。
それが今回紹介する本です。

手に取った理由

まず「投資としての」というタイトルが気になり、この本を手に取りました。
わたし自身税理士を目指しているので、投資、費用、資産という言葉に敏感です。

本書の内容にも、このワードが出てきます。
・費用化してしまう読書は、こういう読書。
・資産化するためにはこうしよう。

また、数式をよく用いているなと思いました。
これも数字をよく使うわたしにとって、読み進めたくなるポイントでした。
単純ですがそんな理由でこの本を選びました。

構成

1章では、「本から得た学びをビジネスで使えるようにする」ために「学びの構造」はどうなっているのかを示してます。
読書は、アウトプットありきでやるものだということです。

2章では、本を読む前の準備。すなわち本の選び方について。

3章では、本を読んだ後の整理。要約についてわかりやすく説明しています。

4章では、著者のおすすめの本を紹介しています。

 

特に心に残ったこと

「短期的に得たい学び」の本の選び方

この本の2章の本選びの部分です。
著者は、本選びには
・長期的に育てたい学び
・短期的に得たい学び

2つがあるといっています。

そのなかでも、自分が選択している本は「短期的に得たい学び」だと解釈しました。

ではその本選びとして注意するポイントはなにか?
3点あります。
・知っていることに近いこと→単なる暗記にならないから
・得たいことが明確になっていること
・「わかりやすさ×深さ」があること

特に「わかりやすさ×深さ」の深さの説明が印象に残りました。
深さとは

新しい気づきがあるか?(so what ?)
・主張の根拠は十分か? (why so ?)
・すぐに使えるほど超具体的か ? (so how ?)

ということ。
この要素がよく満たされている本を選ぶことが重要だと思いました。

要約とは

要約とは「要点×約する」ということだそうです。

では要点とは?

「問い×答え×根拠」
これらの要素の中身が伴っているほどいい要約だということです。

そのなかでそれぞれの要素が、本のどの辺に書かれているのかもだいたいの場所を示してくれていました。

問い(背景・目的)…表紙。はじめ。おわり。
答え…各章のはじめ・おわり。一章の終わり。二章のはじめ。

ペライチにまとめる時の注意点

著者は本から得た学びを要約するためにペライチ(A4)でまとめることをお勧めしています。
理由は、あとから見直したときに情報がまとまっていてわかりやすいからです。

そのときの注意点として、以下のことがあるようです。

・文脈を考えずに切り取ってしまう。
・本の表現をそのまま書き写す。

特に「本の表現をそのまま書き写す」というのは、意識しないとやりがちですよね。
本の表現をそのまま使わないようにするためには、本の考えに対して、

・それはつまりどういうことか?
・その考えに対する反論は?
・その考えが起こりうる場面は?
などの問いに対する答えを、何も見ないで自分の経験則で書く。

そうすると、イケてる要約になるそうです。

 

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