消費税率が違う
昨日三つのウエハースを買いました。
これらは同じウエハースですが消費税率が
推しの子のウエハースは10％
ビックリマンチョコのウエハースは8％
ポケモンのウエハースは８％
です。
同じウエハースだけど消費税率が違います。なぜでしょう。
一体資産の軽減税率
食品の消費税率は８％の軽減税率です。
ウエハースは食品なので基本的に8％ですが、これらのウエハースにはおまけがついてます。
おまけは、食べ物ではないので消費税率が10％です。
つまり昨日買ったこの3商品は食べ物と、そうでないものが一体となっている商品です。
これらの一体資産は、以下の2要件を満たすものには、8%の軽減税率が適用されます。
（１）税抜価額が１万円以下であること
（２）食品に係る部分の価額の占める割合として、合理的な方法により計算した割合が３分の２以上であること
『合理的な方法により計算した割合』とは、一体資産における食品と、それ以外の品目の売値や、原価の割合を指します。
まとめ
今回買った商品はどれも1万円以下なので、（２）の要件を満たしていない場合に10％課税となります。
今回推しの子だけ10％ということは、この商品だけ売値や原価に対して食品の割合が3分の２以上なかったといえます。
中に入っていたカードの方が3分の１以上、もしかしたら半分以上の値段の価値があるかもしれないというわけですね。
ちなみに「個人的にはウエハースのほうが価値が相当高いんだけどなあ」と思ってももちろんダメで、事業者が合理的に計算したもので判断されます。
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