iDecoプラスについて考える

 

iDeCoプラスとは

iDeCoは60歳まで非課税で投資を行うことができ、掛け金は全額所得控除になる、お得な年金制度です。

2018年からiDeCoプラスという、企業版iDeCoみたいなのができました。

ふつうのiDeCoは個人が掛け金を拠出するのですが、iDeCoプラスは法人が掛け金を負担することができ、かつ負担した掛け金は法人の経費とすることができます。

iDeCoプラスのメリット・デメリット

以下iDeCoプラスのメリット・デメリットがまとまっています。

法人としてのメリットは何といっても、会社の経費にすることができること。つまり節税効果があるところでしょう。

個人としては、掛け金を負担してくれるところですかね。
その分所得控除は減ってしまいますが。
それでも事業主が負担してくれるので、手元に残るお金が増える場合が多いでしょう。

ひとり社長のiDeCoプラスはどうなのか

ひとり社長のiDeCoプラスですが、メリットはありそうです。

法人税の最低実効税率は21%くらい。
所得税の実効税率が、21%を超えるには、住民税も加味して所得550万円以上なので、そのくらいの所得以下の人は、法人の経費にできるiDeCoプラスの方が、一定の節税効果はありますね。

しかし会社の役員であることから社会保険を加味しなければいけません。
つまり役員報酬とのバランスも考えなければいけません。

節税できるかどうかはもちろん状況によりますが、同じ会社員であれば普通のiDeCoと掛け金・管理料は変わらないので、iDeCoプラスにする価値は非常にあると思います。

従業員を雇ったときにもアピールポイントになりますしね。

 

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