相続業務に初めて携わった日

本日初めて相続業務の一部に携わりました。
感想等残しておこうかなと。

※先週土曜日に幼稚園からの友達の結婚式へ

分割協議書を読み込む

今回依頼された相続業務は、複雑な案件なようで。

とりあえずお客さんから、事前にいくつかの遺産分割協議書と、ざっくりとした家系図が送られてきました。
明日実際にZOOMで一度話を聞いてみます。

ちなみに、その送られてきた遺産分割協議書ですが、今回の被相続人の財産に関するものではなく、その被相続人の被相続人の財産に関するものです。(依頼人の祖父にあたるもの)

つまり、今回の被相続人の財産を把握するために、その被相続人の被相続人の遺産分割協議書を読み解かなくてはいけないということです。

その遺産分割の過程で、土地と建物の所有権について、係争していた形跡がありました。

係争していたのは相続人同士ではなく、今回の被相続人およびその被相続人の会社並びに被相続人の兄弟と他者との間でですね。

もうここまでで、なんとなく複雑そうな案件とわかりますよね。

いろいろ疑問がありますが、とりあえずまだ被相続人の財産がありそうということ、そして今回の被相続人は自社の株式をもっているので、その会社の財務状況を知らなければいけないとおもいました。

先生の対応

おとといに先生から、なんの前情報もなく、よくわからん遺産分割協議書と、ざっくりとした家系図のファイルを共有され
「よく見ておいて」
とだけ言われました。

とりあえず、相続業務の経験のないわたしは、
「今回の被相続人の財産を特定しよう」
とおもって送られてきた資料をざっくり読みました。

そして今日の午後先生と会議室で話し合い。
「どうやってしらべた?」といわれて
「とりあえず今回の被相続人の財産を特定するようなアプローチでしらべました」と返答しました。

先生は時系列で読み解くようにわたしに言い、一緒に事前資料を読み込み、理解の共有をしてくださいました。

理路整然とした説明で、
「ここは聞かないとわからないね。」とか
「なんとなくこういう問題がありそう。」
「おそらくだけどここはこういうことなのかな。」
と話してくださいました。

前職ではこういったことがなかったのでありがたさと、まだまだ経験不足・勉強不足という気持ちになりました。

相続税は税理士試験の科目として選んでない

ちなみに相続税を税理士試験の受験科目としては選んでいません。(いまのところ)
税理士試験の科目にすれば集中して勉強する時間ができ、知識を自分のものにできそうと思ってます。

しかし、税理士試験の知識だけで相続業務ができるわけではないとも思ってます。

税理士試験に受かるだけなら最短でより確率が高い方でいきたいですよね。

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