税理士の説明力とメディア

最近voicyというラジオアプリを利用しています。

河南さんのvoicy「インボイス制度が正しく伝わらない」という回

河南さんは、Youtubeなどで税金関係の情報を発信している税理士の方です。
その方のvoicyで次のような回の話を聞きました。

河南さんは、今話題になっているインボイス制度の概要をわかりやすく解説するためにたびたびYoutubeなどで発信しています。
そのインボイス制度関係の動画のコメントで
・インボイス制度は、反対だからが取り下げよう。
・消費税は預かり金ではない。学説としては間違っています。
というようなコメントをもらって、うんざりしているという話です。

 

インボイス制度がはじまると多くの人は増税になります。
そのためには、インボイス制度の概要の理解が必要です。
それなのに、論点がずれたコメントをいただくことが多くて、正しい情報を伝えたくても、聞く耳を持ってくれない・足並みがそろわないという悩みがあるという、そういう内容です。

この回を聞いて、わたしが感じたことを2点綴ります。

①わかりやすく説明するということ

税理士は、税理士試験で条文暗記を強いられるため、一般の人が聞きなれない法律用語で理解します。
なので、一般の人が理解できるように、わかりやすく説明するためには、比喩表現を使うことが多くなると思います。

正式には間違った表現かもしれませんが、わかりやすく説明するためにはしょうがないことだと思うのです。

自分も今後、税金関係のブログを書く機会があったら、このことは念頭に置いておきたいです。

・今書いている税金関係のブログは、どのレベルを対象にしたものなのか?
・そのためにはどういう表現を使ったらよいのか?
というの考えなければいけませんね。

②メディアの使いかた

Youtubeで税金の解説をすると多くの人を相手にするため、難しい部分があると思います。

・学説から勉強した人
・税金の仕組みをざっくり理解したい人
・ただ荒らしに来る人

様々な人が対象になってしまいます。
なのでYoutubeからフィードバックを得ようとしても、雑多な意見が多くなりますよね。
それでも、わたしがYoutubeを使うなら、初めのほうはコメント欄を開放して、数少ない貴重な意見を聞きたいかなあ。
多くのコメントが来るようになったら、どうなるのか?その動画の対象者がだれなのか明確な内容であれば大丈夫なのであろうか?
やはりまずは、「自分が直接対応したいと思う人が、間接的に絞られるような仕組みづくり」が大切ですかね。
そのためには

・自分がどういう人間か
・なにを大切にしているか
を発信することが大事ですかね。
まずはブログで書く能力をつけてから。そのあと動画などで話すということをやっていきたいですね。
動画、ブログ、その他メディアの使い分けができるように自分の考えを固めていかなければいけませんね。

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました