青色申告の承認申請書
青色申告の承認申請書。
法人の場合、設立時に必須の届出となりますので、普通に考えたら届け出ています。
前期の申告書見る限り青色だし、過去に滞納もなさそうだから、取り消しもされていないでしょうと。
過去に自分が経験した事例として、青色申告と思っていたら違ったというケースがありました。
青色申告の勘違いが起きた原因
法人税申告書の、別表一に青色申告の勘違いが起きた原因があります。
以下の写真の右上に書いてある部分です。
これは、あくまで納税者が自分で青色申告の様式の申告書を使っているだけであって、青色申告が認められているかどうかはわかりません。
過去に
・青色申告の承認申請書を提出しているかどうか
・青色申告の取り消しがされていないか
をお客様に確認をするべきです。
法人が青色申告かどうか一番確実な確認方法
青色申告について過去の届出や通知を確認するべきですが、お客様がすべての控えを持っていない場合もあります。
そんなとき一番確実な方法が、確定申告の時期になると税務署から届く「確定申告の通知」です。
確定申告の通知には、
・中間納税の額
・ダイレクト納付の有無
・提出期限
・納期限延長の届出の有無
などの情報が載っています。
青色申告かどうかの情報も以下の場所に載っています。
書面の右上に書かれています。
本文とは違う場所にかかれているので、意外に見落としがちです。
青色と勘違いしたまま、過去の繰越欠損金をずっと計上していると、とんでもない額の過少申告をしていることになります。
当たり前に青色申告と思わず、毎年の確定申告で必ず確認しましょう。
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