記帳代行はやはりやりたくない
先週の木曜日に、金曜にお伺いするお客さんの会計処理をしました。
具体的には、PDFでもらった通帳の入力とクレジットカードのCSVの入力。
CSVはただ取り込むだけなので、苦はなし。
ただ通帳の入力は久しぶりにやりましたが、やはり苦でした。
取引の書類がないので、通帳の入出金の過去の同じ内容の摘要を見つけて同じように処理するという作業がほんとうにめんどう。
会計ソフトが弥生会計だったので、入力の負担が少ないのがまだ救いでしたが。
弥生会計の記帳代行支援サービス
今年の10月からインボイス制度、来年の1月からは電子帳簿保存法の完全施行がされる流れから、うちの事務所も記帳代行のやり方の方針を変えようとしています。
というかいままでの記帳代行のやり方じゃ無理ですね。
といってもお客様に記帳をすべて任せるとかえって手間をとることになるし、経理に興味があればいいですが、いままで経理をやってこなかった人に急にやれといわれても無理があります。
なのでこちら側がやる方向になると思うのですが、インボイスや電子帳簿の要件を満たしつつ、記帳をするのは事務負担が大きすぎます。
そこで所内では弥生会計の記帳代行支援サービスというのを使用しています。
このサービスは、弥生会計に通帳や領収書などのPDF化したものを送ったら、期日までに会計処理をしてくれるというもの。
自分はまだ実際に利用していないですが、そこそこの出来らしいです。
インボイスも電子保存の要件も満たしますし、多少お金はかかりますが利用する価値があると思います。
本来はお客様自身で経理をしてもらいたい
お金は多少かかるが、急な展開に対応するためにはこのサービスは使うのはよいと思います。
本来はお客様自身で経理をしてもらいたいですが。
興味のあるお客様だけだったらよいですが、そうじゃないひとが多数ですからね。
少なくとも会計処理した資料(月次の会計資料など)が、自分の経営している事業にどれだけ反映されるがわからないとやってくれないですよね。
経理はその会計処理した資料を作る元になる、地味でめんどうな事務作業ですからね。
会計処理の仕方をわかっているこちらでさえめんどうですから。
経理は楽しくないので、楽しくないものをやってもらうためには、どれだけ有用性があるのか、大事なことなのかを伝えられることが大事かと。
または経理の方法をわかりやすく伝え、そんなに難しいものではないという認識をもってもらうか。
あとはお金で解決という流れしかないですかね。
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